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検索結果「倉田百三」
17件中 1~17 件を表示しています。
1:たとえ遊女でも純粋な恋をすれば、その恋は無垢(むく)な清いものです。世の中には卑しい、汚れた恋をするお嬢さんがいくらあるか知れません。 by 倉田百三
2:恋愛は、生命が性を通して天的なものに達せんとする生命の営みである。 by 倉田百三
3:生活には懐疑というのが密雲のように幾重にも襲うてくる。若しくはずっと疑って動かない。それを克服することは容易な業ではない。しかしそれがまた求道の課題なのである。懐疑の課題がないなら、真理の探究はできない。 by 倉田百三
4:生に対する無限の信仰と尊重とを抱いて立つ時、自殺は絶対的の罪悪ではあるまいか。 by 倉田百三
5:百の悪行に悩まされて自分の罪を感じている悪人よりも、小善を積んで己の悪を認めぬ偽善家のほうが仏の愛から洩れている。 by 倉田百三
6:恋は二つとない大切な生活材料だ。真面目にこの関所にぶつかれば人間は運命を知る。 by 倉田百三
7:愛は欠けたるものの求むる心ではなく、溢るるものの包む感情である。人は愛せらるることを求めずして愛すべきである。 by 倉田百三
8:ああ、滅びるものは滅びよ。崩れるものは崩れよ。そして運命に壊されぬ確かなものだけ残ってくれ。私はそれをひしとつかんで墓場に行きたいのだ。 by 倉田百三
9:愛とは他人の運命を自己の興味とすることである。他人の運命を傷つけることを畏れる心である。 by 倉田百三
10:青春は短い。宝石の如くにしてそれを惜しめ。 by 倉田百三
11:恋をしだすと、へんに死のことが気になりだすものだ。 by 倉田百三
12:信じて騙されるのは、誠のものを疑うよりどれ程まさっているだろう。 by 倉田百三
13:この世は無常迅速というてある。その無常の感じは若くてもわかるが、迅速の感じは老年にならぬとわからぬらしい。 by 倉田百三
14:若い時には若い心で生きて行くより無いのだ。若さを振りかざして運命に向うのだよ。 by 倉田百三
15:願いとさだめとを内面的につなぐものは祈りだよ。祈りは運命をよびさますのだ。運命を創り出すと言ってもいい。 by 倉田百三
16:恋するとき人間の心は不思議に純になるのだ。人生のかなしみがわかるのだ。地上の運命に触れるのだ。 by 倉田百三
17:恋愛は性欲と質を異にするものではなく、より高き形における性欲である。 by 倉田百三
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