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検索結果「萩原朔太郎」 32件中 1~32 件を表示しています。

1:もっとも親しき友達は 常に兄弟のように退屈である。 by 萩原朔太郎
2:詩とは感情の神経を掴んだものである。生きて働く心理学である。 by 萩原朔太郎
3:我々の子供は、我々の中での原始人である by 萩原朔太郎
4:人は一人一人では いつも永久に 永久に恐ろしい孤独である by 萩原朔太郎
5:詩は学問でもなく技芸でもない。詩は時々燃焼していく生命の記録、主観の思いあまった「訴え」に他ならない by 萩原朔太郎
6:全てのよい叙情詩には、理屈や言葉で説明することの出来ない一種の美感が伴う by 萩原朔太郎
7:おもうに人間の感情というものは、極めて単純であって、同時に極めて複雑したものである。極めて普遍性のものであって、同時に極めて個性的な特異なものである by 萩原朔太郎
8:原始以来、神は幾億万人いう人間を造った。けれども全く同じ顔の人間を、決して二人とは造りはしなかった。人は誰でも単位で生まれて、永久に単位で死ななければならない。 by 萩原朔太郎
9:五月の朝の新緑と薫風は私の生活を貴族にする。 by 萩原朔太郎
10:民衆の正義とは、富豪や、資産家や、貴族や、その他の幸福なものに対して、利己的な嫉妬を感ずることである。 by 萩原朔太郎
11:敵への怒りは、劣弱者が優勢者に対する権力感情の発揚である。 by 萩原朔太郎
12:男と女とがお互いに相手を箒とし、味噌漉しとし、乳母車とし、貯金箱とし、ミシン機械とし、日用の勝手道具と考える時、もはや必要から別れがたく、夫婦の実の愛情が生ずるのである。 by 萩原朔太郎
13:人の年老いていくことを、だれか成長と考えるか。老は成長でもなく退歩でもない。ただ「変化」である。 by 萩原朔太郎
14:女に於(お)ける嫉妬は愛の高雅な情操によるのでなく、実には猛獣の激情に類するところの、野蛮の本能によるのである。 by 萩原朔太郎
15:教育は猿を人間にしない。ただ見かけのうえで、人間によく似た様子をあたえる。猿が教育されればされるほど、益々滑稽なものに見えてくる。 by 萩原朔太郎
16:愛は、その愛するものを独占しようと願っている。しかしながら、愛はそれに成功してしまった後では、競争もなく、嫉妬もなく、退屈で褪(さ)め易いものにかわってくる。 by 萩原朔太郎
17:どんな真面目な仕事も、遊戯に熱しているときほどには、人を真面目にし得ない。 by 萩原朔太郎
18:すべての家庭人は、人生の半ばをあきらめて居る。 by 萩原朔太郎
19:情欲は判断を暗くする。それの性急な要求がない時に、静かに熟考して妻を選べ!然るに人々は、生涯の最も悪い時期に結婚する。 by 萩原朔太郎
20:人々は求婚から、人生の避けがたく妥協的で、好い加減のところであきらめる外、満足のないという事実を知る。彼等はそれから卑屈になり、高邁の理想を捨ててしまう。 by 萩原朔太郎
21:人はすくなくとも、3人の配偶 by 萩原朔太郎
22:変化しつつあるものは何だろうか?芸術でない。政治でない。我々の時代の家庭である。 by 萩原朔太郎
23:想像力の消耗からも、人はその家庭を愛するようになってくる。 by 萩原朔太郎
24:愛をもとめる心は、悲しい長いつかれの後にきたる。それはなつかしい、おおきな海のような感情である。 by 萩原朔太郎
25:音楽の演奏者や劇の俳優達は技術家である。彼らは芸術家でない。なぜといって彼らは真の「創作」をもってゐないじゃないか。 by 萩原朔太郎
26:幸福人とは、過去の自分の生涯から満足だけを記憶している人々であり、不幸人とは、その反対を記憶している人々である。 by 萩原朔太郎
27:最も親しき友人というものは、つねに兄弟のように退屈である。 by 萩原朔太郎
28:詩は悦ばしいものであるけれど、詩を求める人生は幸福ではない。 by 萩原朔太郎
29:社交の秘訣は、真実を語らないということではない。真実を語ることによってさえも、相手を怒らせない技術である。 by 萩原朔太郎
30:酒は文明に対する一つの諷刺である。 by 萩原朔太郎
31:全ての場合を通じて、恋愛は忍耐である。 by 萩原朔太郎
32:「真面目になる」ということは、しばしば「憂鬱になる」ということの外の、何のいい意味でもありはしない。 by 萩原朔太郎


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